"新しい住まい"の落とし穴?!
シックハウス症候群
新築・リフォームを経た新しい住まいは、清々しく、気持ちが良いものですね。
ところが、この『新しい住まい』が原因で体調不良を訴える人が、近年増加しています。
どういうことなのでしょう?
『シックハウス症候群』と呼ばれるその症状。
これは「何か臭うかな?」程度の不快感からはじまり、頭痛・吐き気・呼吸困難など重篤な
状態にまで至りさえします。しかし、その存在が明らかになってきたのは、ごく最近のこと。
室内を汚染する物質としてよく知られた名前に『ホルムアルデヒド』があります。いわゆる
「ホルマリン」の気化したもので、強い殺菌力を有した化学物質です。
これは主にビニールクロス(壁紙やクロス用接着剤、合板の接着剤などに活用され、目・鼻
・喉などに強い刺激作用を及ぼすと言われています。しかしそれ以外に家具などにも利用さ
れることが多く、住まいのあちこちからこのホルムアルデヒドが放散されることにもなりま
す。
室内汚染物質になりうる化学物質は、測定される限りで100種類以上にのぼるといいます。
また、それらに反応してしまうか否かは、個人の許容量如何であり、現実問題として具体的
な濃度の法規制などは、まだなされていません。
本来、住まいは心も体も安らげる場所であるはず。
家にいて不健康になってしまうなどという本末転倒を防ぐため、私たち住まい手ひとりひと
りの意識を『住まいの材料』にまで向けなければならない時代なのかもしれません。
業者の方と建材について、納得がいくまで話し合うことも大事です。